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脂質異常症

脂質異常症とは

脂質異常症(高脂血症)とは、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が多すぎたり、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が少なくなる病気です。脂質異常症を放っておくと、血管の動脈硬化が少しずつ進んでいき、やがて心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされることになります。

脂質異常症と糖尿病が重なった場合

脂質異常症と糖尿病が重なると、健康な方に比べて、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を発症するリスクが高くなります。血糖値が高い状態が長く続くと、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化されたり、小さくなったり、より血管壁に入り込みやすい状態になって、動脈硬化がどんどん進行してしまうのです。特に、糖尿病の場合では、中性脂肪値が高く(150 mg/dL以上)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)値が低い(40mg/dL未満)タイプの脂質異常症を合併しやすいと言われています。

異常症 動脈硬化