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高血圧

高血圧とは

血圧とは、心臓の収縮や拡張に伴い血液が血管(動脈)の壁に与える圧力のことをいいます。そしてこの圧力が高くなってしまう病気が高血圧です。特に自覚症状がないため放置されがちですが、高血圧のまま放っておくと心臓や血管に負担がかかり、動脈硬化、心臓病、脳卒中などといった合併症を引き起こしたり、重い後遺症に苦しむ危険性も生じてきます。高血圧は日本人が最も注意すべき生活習慣病のひとつとなっていますが、多くの人が血圧の異常を放置していると考えられています。

高血圧の合併症

高血圧と糖尿病

糖尿病患者さんの40~60%が高血圧をもっていますが、これは糖尿病ではない人の約2倍です。
糖尿病の場合、年齢が若いうちから血圧が上がりはじめることが多く、病気である期間が長い人が多いため、合併症が現れる頻度が高くなっています。