上部内視鏡検査(胃カメラ)について
内視鏡を使って、食道・胃・十二指腸の粘膜を観察し、病変がないかを調べる検査です。
検査中に病変を発見した場合は、組織を採取して詳しく調べます。
胃の病気のリスクとなるピロリ菌の感染が疑われるときには、感染の状態を確認したのちに除菌治療をお勧めします。
当院では経鼻内視鏡(鼻からのカメラ)で検査を行っています。細い内視鏡を使用し、のどへの負担が少ないので、吐き気は軽度で済みます。鎮静剤は使用しません。
鼻の通りが悪い・鼻血が出やすいなどで鼻からの検査が難しいときには、同じカメラで口から検査を行います。
注意事項
- 検査前日:検査時に胃の中を空にしておくために、夕食は消化の良いものを夜9時までにおとりください。飲水は可能です(検査前日は色のついた水分も可)。
- 検査当日:朝食はとらず来院してください。検査までは、水のみコップ2杯程度なら飲んでも構いません。血圧の薬を服用中の方は、起床時に血圧の薬だけ飲んでください。
- 抗血小板薬を服用されている方:お薬はお休みせずに通常通り服用を続けて下さい(休薬することによる不利益を避けるため)。組織検査が必要な場合は実施の可否をその場で医師が判断します。
電話予約も可能です。検査希望の方は、お電話で確認してください。
検査曜日:月・火・木・金の午前
代表電話:011-892-3522